研究開発課題5

健康と地域環境の評価

異種混合学習解析による高齢者の健康と
地域環境の分析ツールの開発

  • 健康と地域環境の評価ツールの開発
  • ビッグデータのAIによる解析

高齢者の健康や生活に関するビッグデータ (JAGES : JapanGerontological Evaluation Study) を異種混合学習(AI技術の一種)により解析します。その結果を活かし、高齢者の健康と地域環境の関連を分析するツールを開発します。

[共同研究機関]
NEC(株)、パシフィックコンサルタンツ(株)、(株)グレイス、(株)NTTドコモ、トーテックアメニティ(株)、ネスレ日本(株)

分析イメージ
分析イメージ
認知症リスクを評価する指標の開発
認知症リスクを評価する指標の開発

メンバーからひとこと

ゼロ次予防戦略に基づくWell-being(幸福・健康)な社会づくりを実践するためには,産官学連携による共創研究が欠かせません。OPERAでは,社会参加を促す建造・情報・社会環境づくりと,その健康への影響評価のモデル構築を目指します。

千葉大学 予防医学センター 教授
近藤 克則
1983年千葉大学医学部卒業.東京大学医学部附属病院リハビリテーション部医員,船橋二和病院リハビリテーション科科長などを経て,1997年日本福祉大学助教授.University of Kent at Canterbury客員研究員(2000-2001),日本福祉大学教授を経て,2014年より千葉大学教授.2016年より国立長寿医療研究センター老年学評価研究部長(併任).
日本老年学的評価研究HPはこちら

千葉大学およびJAGESの研究会メンバーの研究知見というものがかなり重要と考えておりまして、そこの知見をお借りしながら分析を進めるということに期待しております。

日本電気株式会社 第一官公ソリューション事業部 社会保障ソリューショングループ シニアマネージャー
谷川 哲也

弊社がPPP事業運営に関わる施設や自治体を「実証フィールド」に健康まちづくりの評価・効果測定において、学識的見地とWACoに参画される企業の新技術を組み合わせた検証プログラムと評価指標づくりを確立し、新しいビジネスにつなげていきたいと考えています。

パシフィックコンサルタンツ株式会社 プロジェクトイノベーション事業本部
プロジェクト統括部 部長 岡野 郊子

介護予防における地域の様々な活動情報を収集する仕組みを構築致します。収集した情報を、千葉大学様や他のWACoプロジェクト参画企業様と連携を取り、評価分析していきながら、分析結果を地域にフィードバックすることで、地域貢献に繋げる所存です。

トーテックアメニティ株式会社 公共医療システム事業部 公共西日本営業部
日向 康博

「暮らしているだけで、健康で活動的になるコミュニティ」という目指すべき姿につき、「住民同士がつながり、助け合い安心して楽しく暮らせるまちづくり」をめざし、皆様とご一緒に取り組めることを楽しみにしております。

株式会社NTTドコモ R&Dイノベーション本部 クロステック開発部 システム企画
担当課長 堀口 賞一

当社は人材ビジネスを通じてSDGsへの貢献を目指しています。WACoが目指すアフターコロナの『よりよい社会』に向けて人材育成の面で貢献すると共に、働き方改革や就活様式にも一石を投じたいと考えています。

株式会社グレイス 人材ソリューション事業部部長
渡邉 功