研究開発課題2

健康住宅の開発

次世代に向けた健康住宅の開発
(健康維持・増進を目指した室内環境の創造)

  • 化学物質を抑えた住宅の開発と検証
  • 健康増進をめざした空調の開発
  • リアルタイム空気質分析装置の開発

室内の化学物質や温湿度など、様々な室内環境が人の健康に与える影響を明らかにします。そして、疾患を予防するだけでなく健康の維持・増進を促し、心身ともに健康に過ごせる室内空間を創造します。

[共同研究機関]
積水ハウス(株)、(株)富士通ゼネラル研究所、サンスター技研(株)

化学物質を抑えた住宅(ケミレスタウンプロジェクト)
化学物質を抑えた住宅(ケミレスタウンプロジェクト)
実験住宅の測定
実験住宅の測定
可搬型リアルタイム空気質分析装置
可搬型リアルタイム空気質分析装置

メンバーからひとこと

人は最も多くの時間を住宅で過ごすと言われています。「人生100年時代」「アフターコロナ」に向けて、健康増進・疾患予防の視点からも「住宅」の中で考えていかなければいけない事が数多くあります。様々な技術をもつ企業との共創の中で研究成果の社会実装を目指していきます。

千葉大学 予防医学センター 特任准教授
鈴木 規道
東京電機大学工学部建築学科修了、建築設計事務所、個人事業を経て2013年より千葉大学予防医学センター勤務。ケミレスタウン®プロジェクトを主担当。健康都市空間デザイン学分野・特任准教授。博士(工学)。

健康面の効果をしっかりエビデンスを取っていくことについて、千葉大学との取り組みでやっていきたいと考えております。

積水ハウス株式会社 総合住宅研究所 健康・UD研究開発グループリーダー
田中 眞二

健康をテーマにした新たな付加価値の発掘など、WACoの実現に向け、皆様と共創してイノベーションを生み出していきたいと思います。

株式会社富士通ゼネラル 研究所 担当部長
高島 伸成