胎児期から乳幼児期、さらに成人へと発達する過程での心身の健康状態は、その後の健康に大きな影響を与えます。それぞれの段階で必要な栄養や運動は異なりますので、効果を検証しながら健康増進できるプログラムを開発します。
[共同研究機関]
(株)山田養蜂場、お茶の水健康長寿クリニック、(株)ニップン、日本薬品(株)
胎児期、小児期の環境や食事、健康状態はその後の長い人生の健康を決定づけるほど重要です。将来世代の健康を守る研究とその社会実装をコンソーシアム参画企業の皆様と共に実現していきます。
千葉大学 予防医学センター 教授
戸髙 恵美子
千葉大学大学院医学薬学教育部博士課程修了(医学博士)。環境新聞社記者を経て2001年より千葉大学大学院医学研究院SRL環境健康医学寄付講座助手。2014年3月から2016年11月まで国連世界保健機関(WHO)環境保健部テクニカルオフィサー。2017年より同コンサルタント。2013年より千葉大学予防医学センター教授。
妊娠中の栄養状態は、神経発達やアレルギー発症などの出生児の発育・健康状態に影響することが報告されていることから、当コンソーシアムでは、周産期の食や生活習慣と子の健康状態の関連性を調査し、「安心して産み、健康に育つ」環境構築の端緒になればと考えております。
株式会社ニップン 中央研究所イノベーションセンター イノベーションセンター長
間 和彦